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両親も汗の量が多い!多汗症というのは遺伝が関係している?

両親や兄弟が汗かきだと、自分も遺伝して、汗をたくさんかく体質なのではないかと不安になりますね。そこで多汗症と遺伝の関係について調べてみました。

 

多汗症と遺伝の関係

目の形や髪の毛の色、病気のなりやすさなど、遺伝による体質の特徴には様々なものがありますが、多汗症にも遺伝性のものがあることが分かってきました。

 

従来、汗のかきやすさは、食生活や日ごろの運動量など生活習慣によるものが大きく、遺伝するものではないと考えられていました。家族で汗かきの人が多いのは、食事内容が同じであったり、エアコンの使用頻度など周りの環境の温度が似通っているため、遺伝しているように見えると言われています。

 

しかし2006年、佐賀大学の研究によって多汗症を引き起こす遺伝子があることが分かり、多汗症が遺伝する可能性があることが示唆されました。

 

また、実際の調査によって多汗症の患者さんの半数以上で同じ症状を持つ家族がいることから、単に生活習慣が同じだからという理由だけでなく、多汗症が優性遺伝するのではないかと言われています。

 

しかし、多汗症は緊張やストレスが関わっていることも多く、神経質な性格なども多汗症になる要因になり得ます。このような性格は、親子で遺伝することも多いので、多汗症は直接の遺伝でなくても、性格的な部分で遺伝の影響があるとも言えるでしょう。

 

ワキガは遺伝による影響が大きい

多汗症と遺伝との関係はまだはっきりしない部分が多いのですが、同じ汗の悩みであるワキガは、遺伝の影響が大きく、優性遺伝することが分かっています。一般的に両親のどちらかがワキガの場合、その子どもがワキガ体質になる可能性が50%、両親ともワキガの場合は、80%の確率でワキガになると言われています。

 

ワキガだけでなく、多汗症も遺伝の影響が示唆されており、子どもに汗かきの体質が遺伝したら心配という人も多いと思います。しかし、もし子どもに多汗症が遺伝したとしても、親自身の経験から良いアドバイスをしてあげられるはずです。

 

汗の悩みは思春期以降に出やすいものですが、デリケートな時期だからこそ優しく見守り、一緒に対策を考えると良いでしょう。

 

まとめ

多汗症や汗かきの体質は、ワキガほどではありませんが、遺伝の影響もすくなからずあります。しかし、それ以上に生活習慣や性格が似通っていることも大きく影響しています。もし子どもに多汗症が遺伝しても、一番近い相談者として、一緒に対策を考えて優しく見守ることが大切です。