MENU

やはり高価なのか?多汗症の治療にかかる費用はどれくらい?

体温調節の目的以外にも多量に汗をかいてしまうのが多汗症の特徴ですが、多汗症は皮膚科や美容外科で治療することができます。症状や部位によっては健康保険が適用される場合もありますので、気になる方は医療機関で相談してみると良いでしょう。

 

この記事では、多汗症の治療にかかる費用について調べてみました。

 

塩化アルミニウム溶液による多汗症治療

塩化アルミニウム溶液は市販の制汗剤の成分としても使用されており、皮膚に塗ると汗腺周辺に炎症が起き、汗の出口を塞ぐことで、汗を抑えています。

 

一般的に多汗症の外用薬として使用される塩化アルミニウムは、10〜20%の濃度に調整されて処方され、1日1回程度、汗が気になる部位に塗布して使用します。

 

制汗効果は一時的なものですが、使い続けていると、汗腺の形が変形して汗の量が減ることもあります。

 

塩化アルミニウム溶液は保険適応外で、医療機関によって価格が異なりますが、大体100mlで800〜1,000円くらいのところが多いようです。

 

塩化アルミニウム自体は薬局でも購入できますが、皮膚に塗布するとまれにかゆみやかぶれが起きることがありますから、医師に相談してから使用するのが良いでしょう。

 

ボトックス注射

ボトックスとはボツリヌス菌が生産するタンパク質で、汗を出す指令を与える神経伝達物質であるアセチルコリンの分泌を抑制する働きがあり、汗を止めたい部位に注射して使用します。

 

1回の注射で効果が続くのは4〜9か月程度と言われており、定期的に注射をする必要があります。重度の多汗症では健康保険が適用される場合もあるようですが、多くの病院では保険適用外の治療です。

 

病院によって使用する薬剤が異なるため、一概には言えませんが、保険適用外で1回の注射が10,000円前後のところが多いようです。

 

手術による多汗症治療

主に手のひらの多汗症に対して行われる交感神経遮断術は、全身麻酔のもと、脇の下を3〜4ミリ切開した穴から内視鏡を通し、手のひらの発汗を制御している交感神経を電気メスで遮断、またはチタン製のクリップで挟んで神経をブロックします。

 

手術の有効性はほぼ100%ですが、手のひらの汗が止まる替わりに。背中や太ももなど別の部位からの発汗が増える代償性発汗が起きることがありますから、手術を受ける前によく検討してから決めましょう。

 

医療機関によって異なりますが、保険診療で治療ができる皮膚科や美容外科もあり、費用は健康保険適応で3割負担の場合で、約8〜9万円です。

 

まとめ

医療機関で多汗症の治療を行う場合、気になるのが治療費ですが、塩化アルミニウムなどの外用薬による治療であれば、数千円の範囲で収まるようです。ボトックス注射や手術による治療では、健康保険が適用される場合もありますので、それぞれの医療機関で相談してみると良いでしょう。